ARA2もももシナリオ:魔道具奪還

シナリオ名:魔道具奪還

【対象】4レベルのPC、4~5人を想定しています。
プレイ時間はオフラインでは3~5時間ほどと予定されていましたが、
実際オンラインで実行したところ13~15時間程度かかっています。

ストーリー

西トワド王国の銀行前にて、突如大爆発がおこった。
その犯人であるところの少女は、受け取るはずの物を目前で奪われ、
それでやむなく撃ったのだという。

彼女はその場に居合わせたPC1にその器物の奪還を依頼する。

今回予告

蒼海と潮風の街トワド、夏の暑い日差しの中人々は今日も快活に生活していた。
だが、西トワド銀行――保管しておきたい品物や、金銭を預かるという、
近年始まった国営施設の前で、突如炎の花が咲く。

爆発の真相、そしてそこから始まる冒険。検問が実施される街、影にて進む陰謀……
PC達は、手遅れになる前に、全てを収束させることができるだろうか。

アリアンロッド2E「魔道具奪還」
冒険の舞台がキミを待つ!

ハンドアウト

ハンドアウトはPC1と、それ以外のメンバー用が用意されており、それぞれ配布される。
PC2以降は共通のハンドアウトである。

PC1用ハンドアウト

【コネクション】エタン・カッティテロス(関係:被害者)
銀行前、炸裂する炎を目撃し、身構える君の横を、眼鏡の男がかけさって行った。
「逃さない!」という声と同時に、炎の向こうから追撃が飛んできた。
それは、眼鏡の男を狙ったものなのだろうが……
偶然、男をかばう形になってしまった君に向かい――

※エタンのデータ

名前:エタン・カッティテロス(エルダナーン/女/120歳)
髪の色:桃色 瞳の色:蒼 肌の色:白

魔術師の弟子。トワドにはお使いのために来ていた。

PC2以降用ハンドアウト

【コネクション】PC1(関係:パーティメンバー)
君たちは、PC1をパーティメンバーとする冒険者パーティ、あるいはギルドの一員である。
誰がリーダーであっても構わない(PC2以降が、リーダーで有ってもよい)

その日、PC1が事件に巻き込まれ、施療院行きになったらしいと聞いた。
おそらく、何かがあったのだろう。
ともかく、PC1が施療院で一人寂しくしているに違いない。
せっかくなので、PC1の様子を見に行くことにした。

ギルドの構成について

ギルドが未だに組まれていない場合、参加PC全員が持つ成長点を合計し、
10で割った値をギルド成長点に入れ、それによって算出されたギルド成長点をもって、
ギルドレベルを決定すること。 その後、それに合わせギルドサポートを取得する。

サポートとして、蘇生、祝福は有用である。3つ目以降は好みで選ぶとよい。

オープニングフェイズ

シーン1 爆発

シーンプレイヤー:PC1(他PC登場不可)
舞台:トワド銀行前

解説

トワド銀行にて強盗が起こった。 品物を受け取りに来ていたエタンはそれに気づき、
逃げ去ろうとする盗賊にどでかい一発をお見舞いする。

しかし、それは偶然居合わせたPC1に当たり……

描写とセリフ

トワドの良い所として、住人の何人かは銀行というシステムを上げるかもしれない。
保管してほしい器物や、しばらく使わない金銭を預け、それを管理運営してもらう。
トワドにはそういった国営施設があった。
常にガードが控え、盗賊など企むのも馬鹿らしい、そのはずの施設だったが……

銀行がある通りを歩く君の前方から、喧騒が聞こえてくる。
悲鳴、ざわめき、怒号。
なにかがおこったのか、そう思ったキミの視界のなかに、
こちらへ走ってくる一団が見える。

そして、その背後からは多数のガードと、少女が一人。
それを追いかけている 少女が
杖をふると、空中に巨大な火の玉が生まれ――
それは、一団に突き刺さり、大爆発を起こした。

その衝撃に驚き戸惑うキミの横を、爆発の難を逃れたらしい
一団の一人が駆け抜けていった。

「そいつを、返しなさーーーい!!!」
その声と同時に、空中に再び火の玉が上がり、
それはキミの横を通り過ぎていく男をあてずっぽうで狙ったのだろう。

まっすぐと、キミへと向かって来たのだった。

結末

火の玉はあなたに直撃し、あなたの意識は途絶えた。

シーン2 施療院

シーンプレイヤー:PC1(他PCは自由に登場可能)
舞台:施療院内

解説

目覚めるとPC1は、施療院にいた。
そこにはPC1と、ガードの人、およびあなたを吹き飛ばした少女がいた。

少女は今回の件について、お詫びをした。
また、どうやらガードから、今回の件について何か依頼があるらしい。

描写とセリフ

前回のシーンで意識が途絶えた[PC1]は、目覚めると王立施療院にいる。
また、同時にガードと、呪文を放った少女も来ていた。

二人から今回の事情を聞くことができる。(PC2以降は、これ以後いつでも登場してよい)
事情の内容は、以下の通りである。

    1. 銀行強盗が起こった
    2. 奪われたものは、少女が受け取る予定の物だった
    3. 逃げる盗賊を発見した少女はどでかい一発を叩き込んだ
    4. が、品物を奪っていった相手には逃げられ、
      無関係の人間を吹き飛ばしてしまった
    5. お詫びになるかはわからないが、冒険者のあなたたちに
      それの奪還をお願いしたい
    6. メンツを傷つけられた形になる国からも報酬が出るので、割はいいはずだ。
    7. どうだろう、この依頼引き受けてもらえないだろうか

PC1が依頼を受けることを渋った場合、以下のことを説明する。

  • わざわざ依頼という形を取る理由として、銀行強盗が起こったことを
    秘密にしておきたいという思惑があることを(ガードから)説明する。

なお、ここでPC1が損害賠償を要求した場合、「依頼の報酬の底上げを考えます」と言う。

依頼を受けることを了承した場合、以下の事を話す。

  1. 少女はとある遺跡で発掘された用途不明の魔道具を
    受け取るために、トワドへ来ていた。
  2. 受け取る理由は鑑定を依頼されたからであり、
    依頼主は王族の一人である
  3. 鑑定するのは彼女の師匠であり、彼女はおつかいである
  4. 奪われた魔道具は3点。また、彼女はそれを
    追いかけることのできる道具を持っている
  5. それは銀行に残されていた魔道具の破片であり、
    魔道具に反応する性質があるようだ
  6. これによって大体の場所はつかめると思うので、
    追い詰め、奪い返してほしい
  7. ただし、どうやら破片同士でも反応してしまうようなので、
    注意してほしい
  8. 一箇所にたくさん集まっていればすぐわかるが、現在反応しないことから、相手もそれに気づいている可能性が高い

以上の情報を全て渡し終えたら、シーンが終了する。

結末

君たちは依頼を受け、調査を行うことにした。

ミドルフェイズ

シーン(全体) シティ・アドベンチャー

シーンプレイヤー:全員
舞台:トワド全体

解説

トワドの街を周り、魔道具を奪い返す。
魔道具の破片は2つあり、この数までパーティーを分割できる。

ルールを以下に設定する。両方とも説明すること。

今回のシティアドベンチャーのルール

  1. PC達は魔道具の破片を使用し、魔道具を探しだす。
  2. 候補地は6つあり、1サイクルごとに1回調べに行くことができる。
  3. その際、持っている破片の数までパーティーを分割可能
  4. 合計3サイクル中に全ての魔道具を集めきれなかった場合、
    シティアドベンチャーは強制終了し、クライマックスの敵が強化される。
  5. 探索には理由付けがされれば何を使用しても良い。
  6. (その際その理由が面白かったり、GMが感心した場合、1dのボーナスを与える)

項目6は説明してもしなくてもよい。

戦闘に関する特殊なルール

  1. サイクルにおいて戦闘は一度に処理することとなる。
  2. つまりパーティーAが倉庫街を、パーティーBが劇場を探索し
    同時に戦闘が発生した場合、それらは区切りのついたシーンにて
    同時に戦闘を行うこととなる。
  3. 区切りを超えて移動する場合、相手を殲滅した上で
    クリンナッププロセスを迎える必要がある。
  4. 区切りは視界を遮るものとする。

要するに戦闘は全て同時に処理する。別の場所に移動する場合、
敵を全滅させた後クリンナッププロセスに退場しなければならない。
その後、セットアッププロセスにて別の場所に登場することができる。

探索可能な場所は、以下の通りである。

  • 倉庫街
  • 劇場
  • シャンザリザ通り
  • 貧民街
  • 墓地
  • トワド時計塔

これ以外の場所に行った場合、かけらは反応しないので
探す必要はないとされ、自動的に他の場所に行くことになる。

3サイクルを終了するか、魔道具を3つ全て集めるとクライマックスに進む。

シーン1-A 倉庫街

反応をたどっていくとエキストラエネミーがいる。
パイプをくわえ、知能もなく、うずくまっていたことを描写すること。

PC達が現れると立ち上がって、向き直る。

ここで同時行動中の他のキャラクターを処理すること。
全員が終わったら、以下のような条件で戦闘を開始する。

PC-5m-敵(エクストラ)

敵はエクストラなので、触るだけで倒すことができる。
ただし、パイプに関してなんの対処もせずに撃破をした場合、
パイプは大爆発をおこし、[ブレイクダウン Lv9(破壊力上昇)] を引き起こす。

戦闘が完了したら、敵が持っている破片を回収することができる。

シーン1-B 劇場

愛憎のもつれで刀傷沙汰になるという素敵な演劇が行われている。
魔道具の反応を見てみると、壇場で刃を握っている男に向かって反応する。

直後、男は女を切り殺し、げらげらと笑う。
男はフォモールシェイプシフター(キマイラ)であり、
異形:キマイラ(キマイラに変身する、変身能力を備えている)を所持している。

データはキマイラのものを使うが、分類は妖魔、レベルは8とすること。

ここで同時行動中の他のキャラクターを処理すること。
全員が終わったら、以下のような条件で戦闘を開始する。

PC(最前列)-20m-キマイラ(種別:妖魔/Lv.8)

戦闘開始時、キマイラはさきほど死んだ女の血液で、シーンに[金縛りの間 8Lv]を形成する。
ただし、キマイラ本人も効果を受けることに注意。
キマイラの行動は、奇数ターンに物理攻撃を、偶数ターンにブレスを使用する。

戦闘が完了したら、敵が持っている魔道具を回収することができる。

シーン1-C シャンザリザ通り

ここに来ると、反応が人々の中にまぎれこんでいることを察知する。
人々は[鳥もち 5Lv]として扱う。シーン全体が対象である。

ここで同時行動中の他のキャラクターを処理すること。
全員が終わったら、以下のような条件で戦闘の代わりに判定を行う。

ここでは戦闘の代わりに、(鳥もちの効果で)判定に-1Dして、
1ラウンドごとに各PC1回、目標値14の判定を行う。
以下のようにできる行動は多彩である。どのようにして目標を追うのか宣言させること。
どのような判定でも、目標値は14である。

なお、1回の判定が1ラウンドである。全員失敗した場合、1ラウンドが経過する。

  • 人の流れに逆らって無理やり進む:筋力
  • 人をかわしながら前に進んでいく:敏捷
  • 回り道して出るタイミングを見計らう:感知
  • 敵の移動経路を素早く推理し待ち伏せする:知力
  • 運を天に任せる:幸運

成功すれば敵を捕縛できる。敵はエクストラなので即座に退治も可能である。
いずれにせよ、敵が持っている破片を回収することができる。

シーン1-D 貧民街

反応をたどっていくと、奇妙な空間に出る。
ここには[運命歪曲 シーン 9Lv] がかかっている。

禍々しい気配を放つその空間に、奇妙な生き物が唐突に現れ襲いかかってくる。
それはフォモールシェイプシフター(メタルビースト)であり、
異形:メタルビースト(メタルビーストになる変身能力)を所持している。

データはメタルビーストのものを使うが、分類は妖魔、レベルは8とすること。

ここで同時行動中の他のキャラクターを処理すること。
全員が終わったら、以下のような条件で戦闘を開始する。

PC(最前列)-20m-メタルビースト(種別:妖魔/Lv.8)

同一エンゲージに3人いれば範囲攻撃を、2人であれば一人を狙うこと。
戦闘が完了したら、敵が持っている魔道具を回収することができる。

シーン1-E 墓地

墓地で反応を探ると、そこには目がいっちゃっている謎の男がいる。
男は君達にここを離れるように言うが、いちいち思わせぶりで胡散臭い。
そのうえ彼はショットガンを持ち、彼の背後には穴だらけになった死骸まである。

ここで同時行動中の他のキャラクターを処理すること。
全員が終わったら、以下のような条件で戦闘を開始する。

[PC全員(強制的に全員である)]-10m-謎の男

彼は普通の人間であり、人間に化けた妖魔を見つけ殺害した人物である。
かれは妖魔だろうと死んだら墓くらいは作ってやろうという謎の善意の元、
墓穴を掘るために 結構な火力の[エクスプロージョン ダメージ+3D Lv5]を仕掛けている。

彼は4レベルのアコライトとして扱い、移動力10、ヘイスト3Lv、テレポート1Lvを
最低限覚えている。(行動値について不明な場合、12としてよい)

セットアッププロセスでヘイストを使い、一番早くなった後、
PC達のエンゲージに突入して即座にテレポートを使う。

テレポートの先は墓地のよく見える丘の上であり、即座にエクスプロージョンの効果を
見ることができる。同意しなかった対象は、エクスプロージョンを受けることになる。
どちらにせよ、この後彼に事情を説明すると、破片を渡してくれる。

シーン1-F トワド時計塔

ここにある反応を探ると、眼鏡をかけた男がいる。
男の足元には魔方陣が描かれ、彼はその中央で待ち構えている。

彼はフォモールシェイプシフター(ペガサス)である。
異形:ペガサス(ペガサスに変身できる)を所持しており、
データはペガサスと同じだが、分類は妖魔、レベルは8とすること。

ここで同時行動中の他のキャラクターを処理すること。
全員が終わったら、以下のような条件で戦闘を開始する。

PC-10m-ペガサス(分類:妖魔、Lv.8)

この戦闘では、シーン中に[エレメントサークル +3D 9Lv]が用意されている。
ペガサスは飛行を用い、倒せそうな相手を優先的に狙う。

この敵を倒すと、魔道具を入手することができる。
全ての魔道具を入手したら、クライマックスに進む。

クライマックスフェーズ

シーン:封印解放

シーンプレイヤー:全員
舞台:冒険者の宿:ダンジョン・バッカー
条件:魔道具を集めたor3サイクルが経過し一旦戻ろうとすること

解説

PC達は待っているはずのエタンに報告をするためにダンジョン・バッカーへ向かう。
しかし、その扉を前にした瞬間、血の匂いがすることに気づく。

驚きながら扉を開けるPC達の目に写ったのは、ボロボロになった室内と、
床に血で描かれた魔方陣、そして傷だらけのエタンの姿だった。

直前か直後に適当なマスターシーンを入れて理由付けすることを推奨します。
なお、PC達が施療院に戻ると言いだした場合、この宿はその途中で通りかかり、
その時血の匂いがすることに気付いたことにすればいいでしょう。

セリフ

エタン「うっ、く、に、にげて……!」
エタン「急に、妙な奴が現れて…………」

彼女がそこまでいうと、魔道具を全て奪還していた場合は魔方陣が、
そうでなかった場合は残った魔道具の担当者が現れ、

「ふふふ・・・ついに時は満ちた。魔道具は今この場に揃い、
そして、その力で…」

そう言った瞬間、あなた達の持っているものも含む、全ての魔道具から
黒い渦のようなものが出現し、魔法陣に吸い込まれた。

「私こそが、フォモールの王になるのだ!」

その後、封印されていたフォモールの将軍(エルダーブラッドフォモール)が
魔法陣から呼び起こされ、クライマックス戦闘となります。

隊列

PC-10m-エルダーブラッドフォモール

データ

エルダーブラッドフォモール (Lv.16)
属性:水・闇 分類:妖魔/魔族
識別目標:18

ステータス

筋力:55(18)  器用25(8)  敏捷16(5)  知力25(8)
感知29(9)  精神34(11)  幸運26(8)

HPなど

HP:182 MP:135 回避:2d+5 防御力: 物理21/魔法7
行動値:0 移動力:23

攻撃手段

刻布クロムクルー(鞭)  命中4d+8/ダメージ5d+28 白兵・物理 射程:至近
ファイアボルト(魔術) 命中4d+8/ダメージ5d+25 魔法・火 射程:20m

その他のスキル

  • 【計算済みのもの】
    • 命中強化+2d、超絶魔力2+剛腕2、魔力増強7
  • スキルマスター(メイ+アコ)3
    • メイジとアコライトのタイミングがパッシブでないスキルをSL3で取得。
  • 抵抗性:毒
    • 毒を受けない。
  • 連続魔法
    • メジャーの魔術を2回行う。対象は個別に選択して良い。
      1ラウンドに1回しか使用できない。
  • ☆2回行動:範囲白兵攻撃3
    • セットアッププロセスに自動的に発動する。
      移動せず、刻布クロムクルーで6体までの対象に攻撃する。
      ただし、このスキルはシティアドベンチャーで
      3サイクルかけてしまった=失敗した場合にしか使用できない

攻撃パターン

連続攻撃あるいは連続魔法のうち、使える方を使い、
残っているHPの高いキャラクターを追い詰めること。
また、1ラウンド目は連続魔法を使い、最初の魔法にリゼントメント、2回目の魔法に
マジックフォージを使い一気に大ダメージを出すこと。

ボルテクスアタック、マジックフォージなどの強力スキルが来たらアフェクションを使う。
ヒールはクイックヒールを経由し、1回だけ行う。
基本的に、連続魔法は主に後衛を狙うこと。

毎ラウンド、セットアップにはヘイストか2回行動を行う。
2回行動で連続魔法は使用できず、範囲白兵攻撃を行う。

倒したら、黒い布だけが残る。これはドロップ品に相当する。
エンディングフェイズに移行すること。

ドロップ

7-9:刻布の燃えカス(1000)
10-13:刻符の切れ端(2000)
14-17:刻符(3000)
18-:黒のローブ(アイテム)

エンディング

シーン1:帰郷

シーンプレイヤー:全員
舞台:施療院

解説

エタンの治療が終わり、師匠のもとに帰ることを告げるシーンである。

描写と台詞

全てエタンの台詞である。

「みんな、ありがとう」
「あんなことになっちゃって、鑑定どころじゃあなくなっちゃったわね」
「あれは、トワドで保管、封印してもらうことになったわ」
「どうやら、あれは邪悪な古代人が残した、やばい品物だったみたいね……」
「私は、怪我が治ったら師匠の元に戻るわ」
「みんなに会えて、本当に良かった」
「じゃ、縁があったらまた会いましょうね!」

「あ、そうだ。報酬・・・あれ、財布がない」
「師匠に立て替えてもらうことにするわ。宿経由で渡しておくから、受け取ってね。」

以上を話した後、宿に行けばガードからの、(数日後にエタンからのも含む)
報酬を受け取ることができる。報酬は(両方合わせて)3000Gである。

エネミー経験点は合計100点であり(一人当たり20点になる)
クリア経験が16点になるので、およそ41点の経験点が手に入る計算になる。


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