アサルトエンジンの、公式の世界観に似た感じの世界観です。公式の世界観とは微妙に異なります。
基本的に、公式と起こっていることはほとんど同じですが、
世界観の構成に不要な情報を切り捨てたうえで
具体的に何がありどういう流れになったのかを可能な限り詳細に書くようにしています。
公式の説明より中身が濃いゆえに公式の解説より長く、かつ要点があやふやになっています。ご了承ください。
起こったことについては全く同じであり、現在の認識も公式と同じなので公式と全く同じように遊べます。
公式の世界観でわからないことがあった際、それを解決するためのヒントとしてお使いください。
歴史
-1:あらすじ
1000年前突如この星にやってきたジェネシスと言う宇宙人に星を侵略されてしまった人類は
改造されジェネシス同士の戦争の道具にさせられて苦しんでいたが、
300年前にそのシステムの欠陥を突いてクーデターを起こし、ジェネシスを地上から追放することに成功した。
その後さまざまな軋轢や戦争があったが、共通の敵であるジェネシスが復活してきたため
当時最も広い範囲に影響力を持っていたアサルトエンジンと言う教育機関のもとに
いったん団結し、ジェネシス対策を行うことにした。
そして今、ジェネシスの改造により特別な力を得た人間…かつてクーデターを起こした人類の末裔である
ハイランダーは全人類を代表してジェネシスを倒すため、
その手がかりを集めながらジェネシスが行っている作戦を水際で阻止する任務を続けている。
0:1000年より以上の前の時代
当時の記録は全く残っていません。後の戦争で焼失したと言われています。
[1:1000年前~600年前] 最初の時代
ある時、後にジェネシスと名づけられる宇宙人が、カナンビークにやってきました。
(公式には1000年前とされていますが、詳しいことはわかっていません。
なぜ来たのかについては、謎に包まれています。おそらく知りうることはないでしょう)
そして、彼らはカナンビークにやってくると、力を求め人々に接触、
彼らをエネルギーを生み出すための奴隷として使い始めました。
こうして人類は少しずつ、ジェネシスに蝕まれていきます。
そして、人類を大方(※1)奴隷化したジェネシスは、
ついにジェネシス同士で相争うようになりました。
そしてその戦争に相まって、ついにジェネシスの存在が表面化。
ジェネシスと言う宇宙人の存在を、人々は敵として知るようになったのです。
[2:600年前~300年前] 戦争の時代
ジェネシス同士の戦争が始まる際、敵も含めたジェネシスによるコントロールが可能なため
兵器として全く使えなかった(後に、クリーチャーとかモルフと呼ばれる)これまでの奴隷たちに代わり、
意志を持ち、他のジェネシスの命令に従わないジェネシスの奴隷を制作する技術が開発されました。
そして、ジェネシスはそれを残っていた人間に使用し、戦争に駆り立てました。
この奴隷による(ジェネシス自体にはほとんど通常傷一つ入らない)不毛な争いにより
10億もの人間がその命を散らしたと言われています。
ですが、この新しい奴隷には、致命的な欠陥が2つありました。
一つは「ジェネシスのコントロールが効かない」ためにクーデターを起こせること。
二つ目は「この技術の成果が、子に遺伝するケースがあった」ことです。
この二つの欠陥により、ジェネシスの知らないところで強力な力を持った、
どのジェネシスにも属さない存在を増やす結果となりました。
ジェネシスがそれに気づいたころには、彼らはジェネシスに対抗できるだけの数と力を持っていました。
それを危惧したジェネシスは彼らとの戦争を開始しますが、彼らは団結。
自ら「ハイランダー」を名乗り、ジェネシスの支配からの解放軍としてふるまい始めたのです。
そしてここに、ハイランダーとジェネシスの戦争がはじまりました。
[3:300年前] 最終戦争
こうして、ジェネシスvsハイランダーの戦争がはじまりました。
この戦争は、どう見ても理と利はハイランダーにあるものでした。
これまで奴隷としてこき使われてきたジェネシス側の兵士たちの士気は総じて低く、
劣勢になると簡単に裏切り、ジェネシスに刃を向けたためです(※2)。
こうしてハイランダー軍は破竹の勢いでジェネシスを世界から追放していきました。
そして最後の一人を滅ぼした後、人々はついに束の間の平和と手にすることとなったのです。
ハイランダーと普通の人々の差と言う、軋轢を残したままで。
[300年前~100年前] 対決の時代
当然、ハイランダーの中にはいわゆる悪人もいました。彼らは、力でもって人々を支配することを望みました。
またハイランダーの力に脅威を覚え、暴力的な対応をする一般人もおり、ハイランダーと一般人の溝は深まるばかりでした。
程なくして、悪のハイランダー、ハイランダーを排斥したい一般人、そしてその他のハイランダーによる
血で血を洗う権力争いが勃発、それに伴って、国家が乱立し互いに戦争をしあうようになりました。(※4)
この戦争はのちに国家間の利害争いと言う要素がくっつくことでさらに規模が拡大し、とどまることを知らなくなりました。
その後はもはやハイランダーかそうでないかは時を経てどうでもよくなり、
国家間の利害のみを重んじた戦争が何年も続いたとされています。
[100年前] アサルトエンジン誕生
その中で、あるハイランダーが現状を憂いハイランダーの教育機関の必要性を提唱、
その理論の実証のためにアサルトエンジンと言う教育機関を設立しました。
最初は小さかったアサルトエンジンも、少しずつ何年も何年も時間をかけて規模を大きくしていき
大陸全土に少しずつ地盤を広げていきました。
しかし、その活動に疑問を持つ者や、それが不都合と思うものとの争いの種は尽きませんでした。
そしてついに、アサルトエンジンは物理的な攻撃の的となり、
アサルトエンジンを支持する者と同盟を結んで反対派と戦争をすることになったのです。
しかしこの泥沼の戦争は、意外な形で決着を迎えることになりました。
ジェネシスと言う共通の敵が、再び現れ覇権を狙っていると言う衝撃的なニュースとともに。
[~現在] アサルトエンジンの時代
ジェネシスの手駒として伝承に残っていたモルフとクリーチャーの遺体の発見により、
まだジェネシスが残っていることが証明され、それによってハイランダーの間である共通認識が生まれました。
前回の戦争の過程と結果から、今度はジェネシスと戦争して勝てる保証はない。
そしてもし我々が負けるようなことがあった場合…もし我々がジェネシスなら、このような不安要素は絶滅させようとするだろう。
ゆえに、もし負けたら人類ごと終わりされるだろう、と。
この共通認識と共通の敵が出来上がったことで、
ハイランダーたちは過去のことをいったん水に流し、再び団結することになりました。
そしてジェネシスとの戦争を実行するための機関として、早期に基盤を作るべく
当時もっとも広い範囲に影響力を持っていたアサルトエンジンをそのまま軍事転用することが決定されたのです。
こうしてアサルトエンジンは、対ジェネシス戦争の最前線兼ハイランダーの教育機関と言う性格を帯び、
その活動が大陸中のどこにあっても認められるようになりました。
[現在]
今、ハイランダーとジェネシスの戦争は遅々として進んでいません。
ジェネシスが、隠れながら少しずつ手駒を増やそうとしているためです。
しかし、それでもアサルトエンジンは、ジェネシスの撲滅と言う
悲願を達成するべく、ジェネシスの手がかりを少しずつ追っています。
脚注
※1
大方と言っても最大30%くらいです。
当時ジェネシスは地域丸々一つ縄張りにするようにしていた結果、
その縄張りの取り合いを巡って戦争に発展しました。
※2
当時、ジェネシス側はジェネシス同士で戦争を行うために、
多くのハイランダーで軍を構成していました。
※3
人々も団結した場合もありますが、ハイランダーにとっては無力だったので割愛します。
※4
結局人間とハイランダーでは絶対的なまでの能力差があることから、
この戦争はまずハイランダー排斥派は早期に敗れ、その後国のトップがほとんどハイランダーに入れ替わり、
結局そのハイランダーが国家間の利害を代表して戦争を行うようになったものと推測されている。
また結局ハイランダーがトップであるが故、ハイランダーの発言力が強く、
そこに強力な(一般人では絶対に勝てない)身体能力による物理的な圧力も相まって
隷属と言ってもいいような状態になっていたのだろうと推測される。
変更点一覧
公式との変更点並びにその理由を、以下に箇条書きしています。
- 遺伝子うんぬんと言った記述をすべて削除(不要なため)
- ハイランダー誕生周りを差し替え
- 「自分たちが戦闘で使うため」に開発していれば、
13人しか残らないハイランダーを戦わせる理由があると判断しそれに応じてイベントを追加。 - なお、この13人と言う数値は、最初の実験の成果と思われる。
おそらく、最後に残った一人が「もっとも強力だから」と言う理由で後に量産されたものと思われる。 - ハイランダーとジェネシスの戦争周りの年代の整理
- ワールドガイドには300年前、用語説明には700年前って書いてるので300年前に統一。
- ハイランダーたちが人間を隷属させるようになった経緯や、戦争の記述を追加